DETAIL
Often copied...never equalled.そう言い切れる自信に感動すら覚えます。Aberdeen Last (アバディーンラスト)を使った名作タッセルモカシン666。タッセルモカシンの元祖を提案したのはアメリカの俳優ポール・ルーカスですが、世界中に広まっているスタイルの元祖を作り上げたのは実はオールデン社なのです。オールデン史上最も有名な靴の一つであり、現代タッセルローファーのベンチマークとなっている名品です。
この美しく完成されたデザインは、ワンピースのアッパーにWステッチのモカを与えたところとアッパー上で揺れるタッセルの絶妙なバランス感覚です。つま先から踵に至るまでは、たった1枚の革(キッドスエード)で構成されているホールカット型の為、最も非効率かつ贅沢なパターンと言えます。極力傷の無い部分を選ばざるを得ないのですからパタンナー泣かせであり、パーツを切り出す職人も毎回泣いていることでしょう。まさに贅沢の極みです。
タッセルローファーは、欧米では比較的インテリジェンスな富裕層に人気が高いそうで、弁護士さんには特に人気があるようです。タッセル飾りを天秤に見立てているのでしょうか。日本人はというと、このスタイルをカジュアルなコーディネートに組み合わせるのが得意だと思います。ローファーの特性を活かして脱ぎ履きの多い日本靴文化にもマッチしています。
若い人には、この靴の良さは伝わらないかもしれませんが、30代以降になるとオーセティックなスタイルを好む人々からは絶大な支持を得るタッセルモカシン。オールデン公式カタログの一番最初に掲載されているのもタッセルローファーである由緒正しい血統の持ち主。「しばしばコピーされることはあるが...オールデンに匹敵するものは無い」と自ら言い切るコピーライトを載せているところに、彼らの漲る自信と感動を覚えのるのです。
●同型モデル
同型モデルと比較する
スペック表 (在庫=●)
サイズ |
対応センチ |
靴底実寸 |
中敷全長 |
5.5D |
23.5 |
|
25.0 |
6.0D |
24.0 |
|
25.5 |
6.5D |
24.5 |
27.7×10.0 |
26.0 |
7.0D |
25.0 |
28.5×10.2 |
26.5 |
7.5D |
25.5 |
28.7×10.2 |
27.0 |
8.0D |
26.0 |
29.0×10.6 |
27.5 |
8.5D |
26.5 |
30.2×10.9 |
28.0 |
9.0D |
27.0 |
|
28.5 |
9.5D |
27.5 |
|
29.0 |
10.0D |
28.0 |
|
29.5 |
10.5D |
28.5 |
|
30.0 |
11.0D |
29.0 |
|
30.5 |
●サイズ感 長さ=普通 | 幅=狭め | 甲=低め
●コメント
アバディーンラストDウィズ。USAインチ。
履き始めは甲周り、指外側がタイトです。
履き慣しは必要である事をご承知おき下さい。
自分で測れる足長の簡易計測方法
●主な素材 キッドスエード
●底材材質 シングルオークレザーソール
●底厚(コバ含) 前部 約10mm厚 | 後部約30mm厚
●片足重量 約490g | サンプルsize8.0D
●履き口高さ カカト=約5.2cm | 外踝=約4.3cm | 内踝=約4.3cm
※インソール形状により計測誤差が生じることがあります。参考数値として下さい。
●内装素材 総本革張り
●中敷 本革
●アイレット −
●靴紐 −
●製造国 アメリカ
●備考