DETAIL
圧倒的な存在感を放つ作品FG105FC。南米Caiman crocodilus fuscus (アルゼンチン産のカイマンクロコダイル)レザーを使用。色はテスタ・デ・モーロ(焦茶色)に染色されています。爪先は、アニローな艶で覆われていて、陸に上がったばかりのワニそのものといった風情です。力強い丸斑の入った質感も素晴らしく、たった今までアマゾン河で巨大な牛を狩ったばかりの様相です。
マルモラーダは、その成り立ちも本格的。イタリアにある登山家の聖地ドロミテの麓に居城を構えており、当時衰退の一途を辿りつつあったマウンテンブーツ復興へと動いたのがフラテッリ・ジャコメッティ兄弟でした。彼らの強い想いと願いが込められたFG105は、究極のラグジュアリーマウンテンブーツとして日本へ紹介されるやいなやオピニオンリーダー達がこぞって入手し誉め称えたのです。
それからというものほとんど見かけなくなっていた登山靴が各社から溢れるよう登場し、同時に登山ブームともシンクロして、ヘビーデューティーと見られがちだったマウンテンブーツがタウンでもお洒落に履けるアイテムとして定着して行きました。当時でも高い!ともっぱらの噂だったのですが、今ではその数倍以上の価値があるナイルクロコダル製までも引き合いがあるほど存在価値は高まっています。
この作品もいつの時代か、30万円を切る価格で買えていたよなぁと感慨深く語られる日が来ることでしょう。その日まで、しっかり履いて丁寧にメンテナンスして楽しんであげて欲しいです。コイツの価値とコストパフォーマンスが分るあなたにぜひともご提案致します!
●同型モデル
同型モデルと比較する
サイズ換算表 (●=在庫あり)
サイズ |
センチ |
39 |
25.0 |
40 |
25.5 |
41 |
26.0 |
42 |
26.5 |
43 |
27.0 |
44 |
27.5 |
●サイズ感 長さ=普通 | 幅=普通 | 甲=普通 | 踵=普通
●コメント
初期ソール硬め。次第に馴染みます。
換算サイズで概ね良好です。
足型によっては、甲が浮き遊びが出る場合があり。
別途インソールをお勧めします。
オリジナル状態で履きたい場合は、厚手のソックスを合わせて履くと良いです。
自分で測れる足長の簡易計測方法
●主な素材 南米Caiman crocodilus fuscus (アルゼンチン)
●底材材質 ビブラム社・ラグソール
●底厚(コバ含) 前部 約20mm厚 | 後部約30mm厚
●重量 約722g | サンプルsize40
●履き口高さ 後ろ=約11 | 外=約11.5 | 内=約11.5
(単位=cm)
※インソール形状により計測誤差が生じることがあります。参考数値として下さい。
●内装素材 フルレザー
●中敷 レザー
●アイレット Dリング×3+フック×5
●靴紐 ナイロン混紡丸ヒモ
●製造国 イタリア
●検索タグ 雨天
●備考