WALSH
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27,000円(税込29,700円)
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30,000円(税込33,000円)
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26,000円(税込28,600円)
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35,000円(税込38,500円)
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18,000円(税込19,800円)
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WALSH(ウォルシュ)
「ボルトン発、英国製トレーナーの良心」――変わらぬ手仕事と競技由来の機能美
戦後のはじまり ― JWフォスターでの修業
1945年、ノーマン・ウォルシュは英国ボルトンの老舗 『J.W. Foster & Sons(後のReebokの前身)』で修業を開始。卓越した技術はほどなく認められ、 1948年ロンドン五輪では英国代表のための 『Fosters De Luxe』トラックスパイク製作を任されました。競技の現場で磨かれた設計思想は、 後年のWALSHの礎となります。
ロンドン五輪と記録への挑戦
当時、短距離の有力選手であったアリステア・マコークダイルは、100mで決勝まで進出。 予選・2回戦・準決勝でそれぞれ10.5/10.5/10.7秒を記録し、 決勝では10.4秒(手動計時)の同タイム着順で4位となりました。 鍛え抜かれたシューズと選手の実力が、戦後復興の五輪で鮮烈な足跡を残したのです。
ブランド創業と独立の一歩
1961年、ウォルシュは独立し『WALSH』を創業。以降も英国・ボルトン製にこだわり、 アスリートの要求に応える専用靴づくりを推し進めます。1970年には フェルランニング(英国の山岳走)に特化した名作『PB』を発表。 厳しい地形に適したグリップと軽快さは、多くのランナーから支持を集め、 英国製スニーカーブランドとしての地位を確立しました。
現代へ続く「機能美と手仕事」
現在もWALSHは「競技で鍛えられた機能」を「日常に映えるデザイン」へ昇華し続けています。 それは大量生産では到達しにくい、丁寧な作りと誇りの結晶。 『走るための理性』と『装うための感性』が、足もとで静かに握手する―― それがWALSHの価値です。
