Ingleborough入手までの経緯
ジョセフチーニーから珍しいブーツを入手しました。 Ingleborough(イングレボロー)。ドレッシーなアウトドアスタイルブーツと言えば良いでしょうか。すっげぇタフな作りなのにスタイリッシュなブーツです。めっちゃ格好いいブーツでありながら国内展開はほぼ無くて、聞けば欧州の一部で扱っているだけらしい。え? なら日本では当店だけっすか? そりゃぁやらない訳にはいきません(笑) ということで今季の当店エクスクルーシブモデルとして展開することになりました! 写真でしか見たことがなかったお客様も欲しいので作ってもらえませんかというタイミングでもあったので、この機会に発注しよう! ということに。予定では2024年の半ばに出来上がるよという話だったのですが、思っていたよりも、というかかなり早めに仕上げてくれて、早々に入手することができました! チーニーさんありがとうございます。嬉しい!
革から感じるタフさ
使用してある革は、クロムエクセルです。でもオールデンのクロムエクセルとは仕上がりが違って、もっと普通のカーフに近い印象。艶があってパンっと張っていて。シャフト部分やシュータンにはオイルドスウェードを使ってあり耐久性の高そうな作りであることはひと目で分かりました。登山靴と同じようD管とフックを組み合わせたレースステイもめっちゃやる気させてくれる格好良さ。それなのに普通の6インチブーツのようなドレッシーさ。なんだこのブーツ、想像以上に格好良すぎるぞ(笑)カタログでみた写真より全然いい。
ソールにUK国旗が!
ソールは、Tricker’sがダイナイト社ならば、JOSEPH CHEANEYは「ITSHIDE社」だ! ということで、ブリットグリップ・ラバーソールという靴底を装着してあります。これよく見ると英国旗ユニオンジャックを模しています。ヤバー格好いい! こんな普段見えないようなところまでデザインされているんですね。しかもパターンが上手い。エッジの聴いた特殊なブロック形状をうまく🇬🇧国旗に見立てて仕上げてあるなんて、センスあるなぁ。雪の日履けば、確実に後ろから英国旗がついて来てくれるじゃないか(笑)積雪シーズンも楽しみが増えますね!
ホールド感が半端ない
木型=12508ラストの足入れ感もタフネスさを感じるフィーリングを味わえました。全然ヤワじゃない。超しっかりとした作りなんです。硬いっていうのとまた違うんだけど、スキーブーツのようにガチっと足を固定してくれるような感覚は、久しぶり。でも痛くない。特にシチャフト部分はすごいホールド感。歩けばどうだかわかんないけど、足入れしただけの状態なら問題ないかな。普通のタウン用ブーツの感覚でいると痛い目みそうなので、じっくりと履き慣らしの時間をたっぷり採ってやるといいと思いました。まぁ、でもクロムエクセルだし、間違いなく馴染むことでしょう。逆に馴染んできた時が楽しみなブーツです。
履き込んだIngleboroughが楽しみ
世の中には、まだまだ知らない名作が埋もれているんですねぇ〜。お客さんが「これほしいっ!」と言ってくれなかったら入手していなかったかもしれない幻のブーツだったかもしれないと思うと、お客様にも感謝です。今後は、履き込んだ姿のバッキバキに傷の入ったクロムエクセルのIngleboroughがどんな表情を見せてくれるのかがとても楽しみです!
スペック
木型=12508ラスト
サイズ | 対応センチ |
---|---|
6.0 | 24.5 |
6.5 | 25.0 |
7.0 | 25.5 |
7.5 | 26.0 |
8.0 | 26.5 |
8.5 | 27.0 |
9.0 | 27.5 |
9.5 | 28.0 |
サイズ感 (わたしの感想)
- 初期固めの作りですので、履き慣らし期間を十分に設けてください。いきなり遠出はお勧めしません。
●主な素材 クロムエクセル・オイルドスウェード (シカゴタン)
●内装素材 フルレザー
●底材材質 ITSHIDE ブリットグリップ・ラバーソール
●中敷 レザー
●靴紐 ロウビキコットン丸茶チーニー専用シューレース
●アイレット D管×5/フック×3
計測サンプルsize7F
●底厚(コバ含)
- 前=約15mm
- 後=約29mm
●履口高さ
- カカト=約13.4cm
- 外くるぶし=約13.4cm
- 内くるぶし=約13.4cm
<※ハーフサイズアップをお勧めする人>
・厚地ソックスでも合わせたい人
・ゆとりのある足入れ感が好みの人
・甲高または幅広の人 (2E以上)
・足首から脹ら脛にかけて太めの足の人
・2サイズで悩んだ時は、大きい方をお勧めします
(大は小を兼ねるの法則で!)
●重量or容量 約784g
●製造国 イギリス
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