【超希少になっていく】コードバンスリッパ

2024年05月10日

珠玉コードバンスリッパー
珠玉コードバンスリッパー

いつか無くなる運命なのか?

昔々は、普通に入手できていた商品のひとつに「コードバンスリッパ」がありました。もちろん今でも入手できるから今日こうして入荷のご案内ができるのです。しかし、昔と今とで違うのは、簡単に入手できなくなってきていること。ご存知のように様々な要因で、コードバンが年々減少して原材料の入手がとても大変になってきていることが一つ。そして、優れた生産を作っていた職人さんが、ご高齢などの理由により年々減少してきているのも要因です。なかなか跡を継ぐ若い世代も少なくて、技術の継承が思うようにいかない。これは、日本だけに限ったことではなくて、世界的にその流れになっているそうです。

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製品から滲み出るオーラ

だからこそ、生産が上がったときに少量でもいいので入手したい、店舗でご紹介したいと思う気持ちになります。新品のコードバンスリッパは、それはもう美しいの一言であり、ただ馬革が光っているからという意味ではなくて、入手困難な中にあって調達できたコードバン革を使い、時間を割いて丁寧に作ってくれている職人達の心意気が伝わってくる。…からなのだと思います。

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息を飲む

そんな言葉がぴったりのスリッパ。こんなスリッパは、そうそうお目にかかれません。こういう商品を企画したメーカーも称賛に値します。それも永きに渡って作り続けてくれているということに尊敬の念を禁じ得ません。

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最初に出会ったスリッパは今でも現役

下の写真は、カタログ内でも掲示しているオリジナルのコードバンスリッパです。当店を古くからご存知のオールドファンならよく知っているでしょうし、来店したことのあるカスタマーなら、現物を実際に履いたこともあるでしょう。何十年というとちょっと大袈裟ですが、そのくらい毎日のように長く使い続けてこの表情が生まれています。何千何万という人が、このスリッパを可愛がってくれていて、タイミングが合えば同型をお求め頂いたりもしています。

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あなたも会いにきませんか

今のところこのスリッパが退役することはなさそうで、もしかするとこのまま半世紀を過ごしてしまう奇跡のスリッパになるやもしれません。もちろん、そうなるように日々メンテナンス、あっいや、嘘。時たまのメンテナンス(笑)。まだしたことはないけれど、将来的には修理することもあるでしょう。父の代から僕に継承され、そして下手すると子供(孫)の代までいってしまうのか??? そうなることを夢みながらこれからもシューズサロンなとりやの床でお客様立ちを優しく出迎えてくれるのです。

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